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店長さんインタビュー
川越
ギャルゲッチュHYPER
富永店長
さあ錦秋の季節到来!都心にいると分からないかもしれないけれど、北海道から、東北から、ぞくぞく紅葉前線南下中!気温も下がり、ごはんもお酒も美味しい時期だから、メタボにご用心。さあ、今回は埼玉の小京都「川越」に足を延ばしてみました!
記者:
ようやく過ごしやすくなったというか、 自分と空気との境が戻ってきたと言いますか、一息つける感じですね。
富永さん:
そうですね、川越も暑かったですから。都心より暑かったと思いますよ、本当に。
記者:
どうです、暑いとか寒いとか、入客に影響はありますか?
富永さん:
いやいや関係ありませんよね、そんなに。ただこれからの方が人肌が恋しくなるとか、そういう時期ですから盛り上がるといいと思います。
記者:
はい、そうですね。川越に来ると思うのですが、とても若い町ですよね。メインの商店街を歩いていると学生さんたちがとても多くて活気がある。高校生や大学生、大東文化とかなのかな?の男女がジャージだったり、制服だったり、サークルのユニフォームで闊歩している所なんかいいですよね。当の本人たちは何にも考えていないと思いますが。
富永さん:
そうですね、学生さん向けの居酒屋や、がつがつ食べられる飯や、古着屋なども多いですよね。あまり私たちのお客さんになる人達ではありませんがね。
記者:
知ってます?去年のノーベル物理学賞をとった梶田さんは川越高校の出身ですよ。
富永さん:
当店には見えたことないですね。
記者:
あはは、来そうにないです!でもお店の女の子はこの辺の子が多いのでしょうか?
富永さん:
いやいや全然バラバラです。都内からだったり、群馬の方だったり、川崎もいますね。近い子もいますが。なぜウチを選んだんでしょう…。謎です。
記者:
ところでこの(富永さんの)写真もすごいですね。いつもは私が撮ってるのですが…。
富永さん:
これね、これドキ○ケのですね。女の子の付き添いで行ったのですが、毎月僕のページがあって、それ用で撮らせろって。危うく脱がされそうになりましたよ。
記者:
いけませんそれは、薔薇族になってしまう!ハハハッ!二丁目で大ブレークとか要りませんからね。ところで普段はお忙しいとは思うのですが、休みの日とかは何をしているんですか?
富永さん:
ウ~ン、そうですね、最近は雀荘行ったり。お客さんとゴルフ行ったり、サーフィンも行きますね。
記者:
麻雀は一人で行くんですか?
富永さん:
一人でも行きますよ。フリーで。気分転換に。
記者:
最近よく麻雀の番組ってやってますよねテレビで。かわいいプロがドレス着てたりして、時代が変わったなあなんて思いながら見てます。深夜にタバコ吸って、カツ丼食ってみたいな感じじゃないですね、もう。知的スポーツに方向転換を図っているようにも、業界的にですね。
富永さん:
時代もありますよね。人口も減っていって、娯楽も増えましたし。新しい人たちに親しんでもらわないと。
記者:
全くです。将棋や囲碁も発展したければ、もっとエロい要素出さないと。チャンネルなんかいくらでも変えられますから。女流はランジェリーでいいんです。あのちょっと野暮ったい棋士たちが下着で向き合ってたらどうです。ゴルフだってボーリングだって、今はみんなキャバですよほとんど。卓球だってもう時間の問題です。
富永さん:
あらあら、
記者:
みんな待ってるんですよ、パンツが見えたりする瞬間を! ……、あっ、失礼しました。自分の事を話してしまいました。
富永さん:
うむ、まあ世の中が安易な、そういう方向にい行っている可能性はありますよね。たとえばアメリカの大統領選。あれもすごいですよね。
記者:
はい、あの面白い彼氏が決戦まで残っているという、この冗談みたいな現実。並いるアメリカのエリート達を悉く退け、大統領まであと一歩の所まで漕ぎつけているこの現実。プロの政治評論家も誰も読めなかった。
富永さん:
個人的にはどっちがなってもいいんですが、つくづく明日の事なんか判らない。半年後、1年後、10年後、世界がどうなっているかなんて誰も判りません。だってそのまんま東が知識人になってたり、中田がサッカー辞めて旅人になってたり、坂口良子の娘がAVになったり、そんなこと予想してました?
記者:
全くです。これは究極には不易流行ということですが、つまり変わって行く事が変わらない。これからも変わり続けるという事が変わらない。あらかじめ予想できる程度の変化とは、つまり変化ではないという意味ですね。私たちは本来寄る辺のない存在であるといのは確かですね。私ごとですが、こういうことがあったんです。夏の連休に北海道に山登りに行く予定だったんです。旭川から入って、帯広に出るポピュラーなコース。それがどういうことか、出発の直前に台風が直撃して道が流されてしまったんです。麓の新得という町の役場に連絡したら、登って来ても降りれないよと、こういうわけなんです。直前にキャンセルしましたが、実は私、去年も同じ事を予定していたんです、同じコースで。その時は痔になりしました。どちらも不可抗力です。私は行こうと思えばキューバだろうが、スリランカだろうが行ってしまう質なんですが、北海道なのにいけませんでした。私はこういうこともあるんだな、と思いました。これは教訓です。
富永さん:
はい、謎、とも言えますよね。
記者:
はい、謎です。
富永さん:
それにしても痔ですか。ここだけの話、痔ってどうなんです?僕はなったことがないから。
記者:
いやいやならない方が絶対いいです、あんなの。最悪の病気ですから。イモトなんかは自分のに「オリーブ」とか名前をつけて愛でていますが、あれはネタですからね。もう痛いのなんの、一度悪化するとチンチンに熱くなって何も手に付かなくなります。全ての所作が不可能になります。もう全人類の、全ての事がどうでもよくなってしまうんです!だいたい僕の場合パターンがありまして、朝まで痛飲した次の日に明らかにおかしくなる…。ぴりぴりッ、と来るんです。あッ!と。来たか!と。…もう最悪。私ここ10年で4回、つまり2年半置きのペースでなってます。その場で切開手術か、抗生物質と練り薬で2ヵ月かけて散らすか…。どのみち大変な手間の掛る奴。…あれ、何話してんだろう。やめて下さい、これ絶対カットですよ。厭だなァ~。
富永さん:
どんな人でも、人知れず厄介を抱えているものですね。それは病気かもしれないし、家族の問題、お金のことかもしれない。僕なんかお店のスタッフやキャストさんたちと、特に話をしなければいけないポストだから雑談だけじゃない話もするのですが、みんな何か抱えてます。もちろん自分自身も含めて。明るくポジティブな人もいるけどそれは言わないだけ。
記者:
痔の話なんか半分冗談なのですが、やっぱりどうであれ、前向きなポジティブな姿勢をとっていないとやっていけない。そうじゃいとそもそも損ですよね。
富永さん:
ポジティブに振舞っていると、周りからそういう風に思われて、ポジティブな反応が返ってきて、またポジティブに接してあげられる。そうすれば少しづつ状況は変わって行く気がします。
記者:
昔のギリシャの哲人でセネカっていう人がいるのですが、やはり同じような事を言っています。日々の思いは言葉になり、行動になり、習慣になり、性格になり、運命になる。それは何千年も前の西洋だけの話ではなく、現在を生きる私たちにも充分意義のある考え方のひとつですね。今日はお忙しいところを大変意義深いお話を聞かせていただきました。ありがとうございました。
富永さん:
ありがとうございました!
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